1型糖尿病をご存知ですか?
ブログを始めてみようかな、と思ったきっかけでもあるこの病気。
「糖尿病」、もはや国民病よね~とよく言われますが、
実はその糖尿病、正式には「2型糖尿病」という病気です。
1型糖尿病は2型とは全く別の病気で、
生活習慣や運動不足などに関係なく発症してしまうのです。
発症は日本では10万人に1~2人ぐらいの割合でそんなに多くないので、
一般的にはあまり知られていない病気です。
長男は、1年前の7月あたまにこの病気であることが分かりました。
1歳9か月のときです。
4月に保育園に入園してようやく慣れてきたころでした。
身体のエネルギー源であるブドウ糖をエネルギーとして細胞で活用するには、
インスリンというホルモンが絶対的に必要な存在です。
しかし1型糖尿病では、このインスリンを作る細胞(膵臓にある)が
自己免疫の誤操作によって破壊されてしまうため、
糖をエネルギーとして活用できなくなるのです。
そのため、この病気になるとインスリンを注射によって外から補います。
(インスリンポンプという医療機器を取り付ける方法もあります。)
毎日、食事のたびに、おやつのたびに注射を打ちます。
そしてそれは、一生涯続くのです。
1歳にして病気と一生付き合っていくことが決まった息子と、親である私と夫。
当たり前に続くと思っていた生活は、当然ながらどんどん変わっていくことになります…。