1型糖尿病の息子と生きるワーママ生活

1型糖尿病の長男、0歳の次男との育児生活を綴ったワーママブログです。

1型歴、もうすぐ3年

6月ももう半ばを過ぎ、お盆休みにどこに行くか悩んでいる最近。

7月が来ると、息子が1型になって丸3年を迎えます。

 

半年前にリブレを導入して、すっかりリブレありきの生活が当たり前になって

2年半に及ぶ実測のみの生活が嘘みたいです。

一言でいえば、リブレ最高!ありがとう!!

 

きっと、近い将来にはもっと快適に生活できるようになるんだろうな。

根治してくれるのがもちろん一番のゴールではあるけれど

例えば移植すれば根治すると言われたとしても

いざ当事者の立場になると、リスクやその後のことを考えてしまう。

大きなリスクを取らずに、そこそこ快適に…普通の生活が送れれば十分。

あとは大人になって、自分で判断すればよし。

 

話がそれたけど、リブレを付けてからの安心感は半端ない。

誤差があるときもあるんだろうけど、実測しないと分からない状態に比べればなんのその。

血糖値のコントロールも、徐々によくなってきました。

(といっても油断するとすぐ300とか400いっちゃうときもあるけどね…)

でも、リブレで持続的に血糖値の流れが分かるようになって、

基礎がいかに大事かということが分かってきました。

 

ありがとうリブレ。

これからも我が家を助けておくれ。

 

1型糖尿病と分かるまで

2019年の7月、長男が1型糖尿病であることが分かり、

そのまま1か月近く入院となりました。

 

2週間ほど前から様子がおかしかった息子。

真夜中も起きて飲み物を欲しがり、オムツもすぐパンパンになる多尿。

しんどそう、だるそうにゴロンと横になるときも多く、癇癪も起こす。

 

後から振り返ると、もっと早く病院に連れていけたのでは…

と思いますが、1歳9か月の息子のどこまでが普通でどこから異常なのか

よくわからなかったのが正直なところです。

4月に保育園に入園したばかりで、何度も風邪を引き常に体調が悪かったこともあります。

 

病気が分かる2週間ほど前も、咳が長引くので肺炎の検査をしてもらったばかりでした。

ただ、その検査結果が出た際に、医師から「血糖値が140でちょっと高いんですが、採血で泣いたりすると上がることもあるので…」と説明を受け、少し引っ掛かりながらも肺炎じゃなかったことに安堵していました。

 

風邪で体力が落ちてしんどいんだろう

暑くなってきたから喉渇くのかな

そんだけ飲めばおしっこ沢山出るよね…

 

何かおかしいと思いながら、決定的な何かがあるわけでもなく…。

 

そんな状態が2週間ほど続き、「こんなに続くなんてやっぱりおかしい」とある意味確信し、病院で検査してもらうことに決めました。

夫には「何もないと言われても、違う病院に行ってわかるまで検査してもらおう。絶対なにかあると思う」と話したのを覚えています。

母親の勘てやつでしょうか?

 

病院に行くまでの間、毎晩ネットで可能性のある病気を調べました。(絶対みんなやりますよね!)

その中で、ドキリとした病気、一番そうであってほしくない病気。

でも目の前で起きている息子の症状がすべて当てはまる。

それが「1型糖尿病」でした。

 

そして週末が近づいた金曜日の朝、「1日でも早いほうがいいから」と土曜に受診予定だったのを前倒しして夫が息子を病院に連れて行ってくれました。

 

私は会社で夫とのLINEを開いたまま、緊張して検査結果の報告を待ちました。

なかなか結果報告に呼ばれず、やきもき…。

ようやくLINEが来た!と見た瞬間、私の言う通りだったとの夫からの一言が目に入りました。

 

信じられないという気持ちとやっぱりそうかという気持ち

母親なのに、今すぐ病院に駆けつけることの出来ない自分

頭がパニック状態で、仕事をしながら涙が止まりませんでした。

 

息子は検査時、血糖値が600を超えていたそうです。

この病院では診れないから、とすぐに救急車で提携先の大学病院に運ばれました。

 

私はしばらく出社できなくなることを想定し、仕事を片付け、

一度帰宅し入院の荷物をまとめて病院に向かいました。

タクシーが病院に到着するころにはもう夜になっていました。

 

案内されて部屋に入ると、点滴のルートを取った腕が包帯でぐるぐるになっている以外は普段と変わらない息子。

夫は仕事をそのまま休み1日付き添ってくれていました。

 

小児科の医師から正式に説明を受け、

「誰のせいでもありませんよ、この病気は運命のようなものです。

今じゃなくても、息子さんはどこかのタイミングで発症していたと思います」

というようなことを言われたのが印象的でした。

 

夫とバトンタッチし、その夜から息子と私の約1か月の入院生活が始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1型糖尿病をご存知ですか?

ブログを始めてみようかな、と思ったきっかけでもあるこの病気。

「糖尿病」、もはや国民病よね~とよく言われますが、

実はその糖尿病、正式には「2型糖尿病」という病気です。

 

1型糖尿病は2型とは全く別の病気で、

生活習慣や運動不足などに関係なく発症してしまうのです。

発症は日本では10万人に1~2人ぐらいの割合でそんなに多くないので、

一般的にはあまり知られていない病気です。

 

長男は、1年前の7月あたまにこの病気であることが分かりました。

1歳9か月のときです。

4月に保育園に入園してようやく慣れてきたころでした。

 

1型糖尿病は、「インスリン依存型糖尿病」ともいわれます。

身体のエネルギー源であるブドウ糖をエネルギーとして細胞で活用するには、

インスリンというホルモンが絶対的に必要な存在です。

しかし1型糖尿病では、このインスリンを作る細胞(膵臓にある)が

自己免疫の誤操作によって破壊されてしまうため、

糖をエネルギーとして活用できなくなるのです。

 

そのため、この病気になるとインスリンを注射によって外から補います。

インスリンポンプという医療機器を取り付ける方法もあります。)

毎日、食事のたびに、おやつのたびに注射を打ちます。

そしてそれは、一生涯続くのです。

 

1歳にして病気と一生付き合っていくことが決まった息子と、親である私と夫。

当たり前に続くと思っていた生活は、当然ながらどんどん変わっていくことになります…。

 

 

はじめまして

はじめまして。

 

三十路も後半戦に入った会社員兼主婦です。

子供はもうすぐ3歳の長男と生まれて一か月ちょいの次男の2人。

 

人生2回目の産休・育休がスタートしてはや3か月…

復職まで今回は何しようかな。

資格とか本買っても結局やらないしな。(経験済み)

コロナで外出た活動もしづらいしな。。

そして、

「ブログやってみようかな」となぜか思い立ったのが昨日。

 

日々の生活の中で思うところを吐き出す場所として、

また同じような境遇の方との共有の場として、

活用していけたらいいかなぁと思うわけであります。